ノンフレーム工法について

計画・調査

ノンフレーム工法の適用にあたっては、対象者面の地盤状況、植生状況、地下水状況及び周辺環境を十分に調査する必要があります。
※詳しくは、ノンフレーム工法設計・施工マニュアル(平成24年4月)P.13〜23をご覧下さい。

地盤調査

ノンフレーム工法は、すべり深さ3m以内の浅層崩壊を対象としています。
計画に当たっては、現況踏査による崩壊危険ブロックの検討をもとに、危険ブロックへのボーリング調査等、直接的な調査を実施して、斜面崩壊形態を推定するとともに、工法の適否を判断し、設計を行う上で十分な設計条件を得る必要があります。

植生調査

ノンフレーム工法は、斜面上の樹木を残しながら施工するため、斜面内の植生状況の調査を行う必要があります。

周辺環境調査

ノンフレーム工法の計画、設計、施工に当たっては、対象地域の環境に与える影響を十分配慮し、必要に応じた調査を行います。

人の出入りに対する配慮

斜面内に人が出入りするような斜面にノンフレーム工法を適用する際は注意が必要です。例えば、立入禁止柵や注意を喚起する立て札を設置する等、適切な処置を施さなければなりません。

極限引抜試験

グラウトと地盤(移動層、不動層)との摩擦抵抗の大きさを知るために、設計に先立って極限引抜試験を行うことが望ましいです。

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